58歳で脳血管障害を発症したFさんはその後、転倒による骨折もありましたが、今、在宅復帰にむけてリハビリをされています。移動には車椅子を使用し、介助が必要です。現在は仕事を持つ奥様とふたり暮らし。今後は子どもさん夫妻が同居される予定です。
【改修の経緯】
築20年以上のおうちにこれまで一度も手をいれていないので、車いすで自由に安全に移動できるようにすることはもちろん、壁紙なども変えて気分を明るくしたいという希望がありました。また、リハビリを十分にしてからの在宅復帰を望む一方で、できるだけ早めに外出や外泊でご主人を連れて帰ってあげたいとの思いもあって、入院中の早い段階で住宅改修に着手しました。
【問題点】
住まいの中の段差解消工事とあわせて、安全に容易に外出できるようにすることも住宅改修の大きな目的でした。ところが、駐車場と玄関ポーチには大きな段差があり、さらに玄関ポーチと玄関の上がりかまちの段差も大きいということが課題になりました。奥様だけの介助で楽に外出できるようにするために、昇降リフトの利用とスロープのふたつを検討することにしました。
【改修のねらい】
駐車場内は車を入れるスペースを確保するため、段差解消昇降リフトを検討することにしました。(在宅復帰後、介護保険を利用してレンタルで使用する予定です。入院中の外泊は家族に手伝ってもらっています)
出入口としては玄関横の掃き出し窓を利用することとし、広いスペースを利用して緩やかなスロープをつくりました。
【工夫のポイント】
窓の外は屋根つきのデッキスペースをつくって安定した体制を整えてからスロープを移動できるようにしました。
施工前

施工後


※介護保険対象の工事はこちらを参考にしてください。
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